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文献概要
特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉 Ⅰ.上皮細胞株 泌尿生殖器系上皮細胞 腎上皮細胞
ブタ:LLC-PK1
著者: 祐田泰延1
所属機関: 1静岡県立大学薬学部
ページ範囲:P.398 - P.399
文献購入ページに移動 ■樹立の経緯
LLC-PK1は1976年にR. N. Hullらにより家畜のブタの腎臓からトリプシン処理により調製された細胞株で,300回継代培養され無細菌および無ウイルスの安定で永久的な細胞株として確立された。
樹立までの経過:若い雄性ハンプシャー種のブタ(体重17ポンド)から腎臓を摘出・細切し,Youngerらの方法に従ってトリプシン処理された。これに1:400の割合で10%ウマ血清を含む培地199〔ペニシリン100Uおよびストレプトマイシン100μg(ml当りに添加)〕を加えて細胞懸濁液を調製する。これを植種液とし16オンスの培養瓶で,37℃,4日間培養するとコンフルエントになる。これを5%ウマ血清含有の培地199(抗生物質含有)にて継代培養され,培養細胞株LLC-PK1が確立された。
LLC-PK1は1976年にR. N. Hullらにより家畜のブタの腎臓からトリプシン処理により調製された細胞株で,300回継代培養され無細菌および無ウイルスの安定で永久的な細胞株として確立された。
樹立までの経過:若い雄性ハンプシャー種のブタ(体重17ポンド)から腎臓を摘出・細切し,Youngerらの方法に従ってトリプシン処理された。これに1:400の割合で10%ウマ血清を含む培地199〔ペニシリン100Uおよびストレプトマイシン100μg(ml当りに添加)〕を加えて細胞懸濁液を調製する。これを植種液とし16オンスの培養瓶で,37℃,4日間培養するとコンフルエントになる。これを5%ウマ血清含有の培地199(抗生物質含有)にて継代培養され,培養細胞株LLC-PK1が確立された。
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