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文献詳細

雑誌文献

生体の科学43巻5号

1992年10月発行

特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉

Ⅲ.間葉系細胞株 線維芽細胞

ヒト:WI-38

著者: 関口清俊1 入江厚1

所属機関: 1大阪府立母子保健総合医療センター研究所病因病態部門

ページ範囲:P.432 - P.432

文献概要

 ■樹立の経緯
 培養2倍体細胞の増殖が有限であることを示したHayflickが樹立した一連のヒト胎児組織由来の細胞株の一つ。女児3カ月胚の肺組織に由来する正常2倍体線維芽細胞である。WIは,Hayflickが所属したWister Instituteの頭文字。Hayflickは,培養2倍体細胞の寿命が継代時の希釈倍率にかかわらず一定であることを,この細胞を用いて証明した1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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