文献詳細
文献概要
特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉 Ⅲ.間葉系細胞株 線維芽細胞
ラット:NRK-49F
著者: 本郷敏雄1 佐藤和子1 佐藤温重1
所属機関: 1東京医科歯科大学歯学部歯科理工学第二講座
ページ範囲:P.437 - P.437
文献購入ページに移動Normal Rat Kidney Cell Line(NRK)-49F細胞は1966年にH. Duc-Ngugenらによって正常Osborne-Mendelラット腎から作成されたNormal Rat Kidney Cell Lineの初期継代細胞から分離されたサブクローンの一つでJ. E. DeLarcoとG. J. Todaro1)により樹立された培養細胞である。Normal Rat Kidney Cell Lineの初期継代細胞は線維芽様細胞と上皮性細胞が混在していたが,J. E. DeLarcoとG. J. Todaroにより分離され,線維芽様細胞はNRK-49F,上皮性細胞はNRK-52Eと命名された。
掲載誌情報