文献詳細
特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉
Ⅲ.間葉系細胞株 線維芽細胞
文献概要
■樹立の経緯
Normal Rat Kidney Cell Line(NRK)-49F細胞は1966年にH. Duc-Ngugenらによって正常Osborne-Mendelラット腎から作成されたNormal Rat Kidney Cell Lineの初期継代細胞から分離されたサブクローンの一つでJ. E. DeLarcoとG. J. Todaro1)により樹立された培養細胞である。Normal Rat Kidney Cell Lineの初期継代細胞は線維芽様細胞と上皮性細胞が混在していたが,J. E. DeLarcoとG. J. Todaroにより分離され,線維芽様細胞はNRK-49F,上皮性細胞はNRK-52Eと命名された。
Normal Rat Kidney Cell Line(NRK)-49F細胞は1966年にH. Duc-Ngugenらによって正常Osborne-Mendelラット腎から作成されたNormal Rat Kidney Cell Lineの初期継代細胞から分離されたサブクローンの一つでJ. E. DeLarcoとG. J. Todaro1)により樹立された培養細胞である。Normal Rat Kidney Cell Lineの初期継代細胞は線維芽様細胞と上皮性細胞が混在していたが,J. E. DeLarcoとG. J. Todaroにより分離され,線維芽様細胞はNRK-49F,上皮性細胞はNRK-52Eと命名された。
掲載誌情報