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文献概要
特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉 Ⅲ.間葉系細胞株 線維芽細胞
ハムスター:BHK-21(C-13)
著者: 西本毅治1
所属機関: 1九州大学大学院医学系研究科
ページ範囲:P.442 - P.442
文献購入ページに移動 ■樹立の経緯
1961年,3月I. A. MacphersonとM. G. P. Stokerにより性別不明な誕生後1日のハムスター(Syrian or Golden hamster,Mesocricetus auratus)の腎臓に由来する1)。細胞集団はMEM80%,Difco tryptose phosphate broth,10%,calf serum,10%,5%CO2条件下で84日間培養後,8日間凍結保存した後,Single-cell isolationを行いクローン13が分離された2)。クローンする前の細胞集団のカリオタイプは主として男(Male)である。1964年8月11日クローニングの後,45世代の凍結細胞がATCCにとどけられ,5回植えついだ後,ATCCのストックとして治められた。
1961年,3月I. A. MacphersonとM. G. P. Stokerにより性別不明な誕生後1日のハムスター(Syrian or Golden hamster,Mesocricetus auratus)の腎臓に由来する1)。細胞集団はMEM80%,Difco tryptose phosphate broth,10%,calf serum,10%,5%CO2条件下で84日間培養後,8日間凍結保存した後,Single-cell isolationを行いクローン13が分離された2)。クローンする前の細胞集団のカリオタイプは主として男(Male)である。1964年8月11日クローニングの後,45世代の凍結細胞がATCCにとどけられ,5回植えついだ後,ATCCのストックとして治められた。
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