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文献詳細

雑誌文献

生体の科学43巻5号

1992年10月発行

文献概要

特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉 Ⅲ.間葉系細胞株 ストローマ細胞

骨髄前脂肪細胞:H-1

著者: 赤坂喜清1

所属機関: 1東邦大学医学部病理学第二講座

ページ範囲:P.452 - P.453

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 Dexterの長期骨髄培養法により造血微小環境の研究がin vitroで可能となり,造血幹細胞の増殖・分化が壁付着細胞層によって維持されることが判明した。この造血支持機構を解明するには壁付着細胞の細胞生物学的特異性の検索が重要であることから,1981年張ケ谷はマウス長期骨髄培養から前脂肪細胞株H-1細胞を樹立した1)。この細胞株は国際的に認められた最初の骨髄ストローマ細胞であり,同時に骨髄ストローマ細胞が液性因子を産生していることをin vitroで実証した1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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