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文献概要
特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉 Ⅲ.間葉系細胞株 ストローマ細胞
胸腺:MRL104.8a
著者: 藤原大美1
所属機関: 1大阪大学医学部バイオメディカル教育研究センター
ページ範囲:P.456 - P.456
文献購入ページに移動 ■樹立の経緯
MRL104.8aはMRL/lprマウス胸腺から樹立された胸腺ストローマ細胞である。1mm3位のブロックに細切した胸腺組織をフラスコ中で培養し,ブロック周辺にoutgrowthしてきたストローマ系の細胞を回収してcell lineとした。安定した継代培養後,株化を行い,まずMRL 104を含む多数の株を得た。さらに2回のクローニングを行いMRL104.8aクローンが得られた(J. Leukocyte Biol.,45:69,1989)。
MRL104.8aはMRL/lprマウス胸腺から樹立された胸腺ストローマ細胞である。1mm3位のブロックに細切した胸腺組織をフラスコ中で培養し,ブロック周辺にoutgrowthしてきたストローマ系の細胞を回収してcell lineとした。安定した継代培養後,株化を行い,まずMRL 104を含む多数の株を得た。さらに2回のクローニングを行いMRL104.8aクローンが得られた(J. Leukocyte Biol.,45:69,1989)。
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