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ナノ・エレクトロニクスとナノ・テクノロジーの展望
著者: 菅野卓雄1
所属機関: 1東洋大学工学部電気電子工学科
ページ範囲:P.51 - P.58
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ナノ・テクノロジー(nano-technology)という用語は国際的にも次第に定着しつつあるようであるが,もう少し丁寧にいえばナノ・メータ・テクノロジー(nanometer technology)ともいうべきもので,この技術が対象とする寸法がナノ・メータすなわち10-9mを単位として表わすのが適当な程度であることが理由になっている。
ナノ・テクノロジーという概念が普及してくる以前に,マイクロという形容詞を付した用語が多く使われていた。電子工学の関連した分野としてはマイクロ・エレクトロニクスなどがその典型であろうが,もちろん一般的には“マイクロ”とは“微小”を意味する形容詞である。
ナノ・テクノロジー(nano-technology)という用語は国際的にも次第に定着しつつあるようであるが,もう少し丁寧にいえばナノ・メータ・テクノロジー(nanometer technology)ともいうべきもので,この技術が対象とする寸法がナノ・メータすなわち10-9mを単位として表わすのが適当な程度であることが理由になっている。
ナノ・テクノロジーという概念が普及してくる以前に,マイクロという形容詞を付した用語が多く使われていた。電子工学の関連した分野としてはマイクロ・エレクトロニクスなどがその典型であろうが,もちろん一般的には“マイクロ”とは“微小”を意味する形容詞である。
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