文献詳細
特集 カルシウムイオンを介した調節機構の新しい問題点
新しいカルシウム結合蛋白質:ニューロカルシン(Neurocalcin)
著者: 岡崎勝男1 日高弘義1
所属機関: 1名古屋大学医学部薬理学教室
ページ範囲:P.228 - P.229
文献概要
ニューロカルシンはTricine-SDS PAGE上で分子量23kDa,24kDaの2つに分かれ,さらにHPLC逆相カラムで2つずつに精製される。当教室ではウシ脳cDNAライブラリーより,2つのニューロカルシンのクローンを単離したが2),これらは精製された4つのアイソザイムとは異なっており,少なくとも合計6つのアイソザイムが脳内に存在していることになり興味深い。
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