文献詳細
特集 カルシウムイオンを介した調節機構の新しい問題点
新しいカルシウム結合蛋白質:ビジニン(Visinin)
著者: 山形要人1 三木直正2
所属機関: 1ジョンスホプキンス大学医学部神経科学 2大阪大学医学部第一薬理学教室
ページ範囲:P.245 - P.246
文献概要
また,ノーザンおよびin situハイブリダイゼーション法より,ビジニンmRNAが網膜視細胞層に特異的に発現していることが分かった。また,光受容機能を持つ松果体でもビジニン陽性細胞が見られ,その数が光刺激によって増加すること4)から,ビジニンは光変換に関与している新しいCa結合蛋白質であろうと結論づけた。
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