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文献詳細

雑誌文献

生体の科学44巻4号

1993年08月発行

文献概要

特集 細胞接着

細胞接着蛋白群の多様性

著者: 植村慶一1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部生理学教室

ページ範囲:P.282 - P.284

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 細胞―細胞間および細胞外基質―細胞間の接着は多細胞組織の形成,維持に基本的に重要である。最近の各種細胞接着蛋白群と細胞外基質群の構造と機能に関する研究の目覚しい進展は〔細胞接着〕に新しい光を与え,その実体を次第に明らかにしつつある。〔細胞接着〕は細胞生物学,形態学,生理学,生化学,分子生物学から神経科学,免疫学,血液学,さらに癌の転移をめぐって臨床医学全体にまたがる最近の大きなトピックスの一つとなってきている。本稿では細胞接着研究の最近の進歩,とくに細胞接着蛋白群の構造の多様性とその機能について考察を試みた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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