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特集 細胞接着
高シアル酸化したNCAM(NCAM-H)の神経系の発生および成体でのニューロン新生における役割
著者: 新井康允1 石龍徳1
所属機関: 1順天堂大学医学部第2解剖学教室
ページ範囲:P.285 - P.290
文献購入ページに移動cDNAの構造解析の結果によると,カルボキシル末端部分で,少なくとも3種類のmRNAの選択的スプライシングがおこっていることがわかっている。NCAMの180kdと140kdのものは膜貫通型で,120kdのものはカルボキシル末端が細胞膜上のイノシトール燐脂質に結合していて,膜貫部分はないらしい1)。
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