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文献詳細

雑誌文献

生体の科学44巻4号

1993年08月発行

文献概要

特集 細胞接着

高シアル酸化したNCAM(NCAM-H)の神経系の発生および成体でのニューロン新生における役割

著者: 新井康允1 石龍徳1

所属機関: 1順天堂大学医学部第2解剖学教室

ページ範囲:P.285 - P.290

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 神経細胞接着因子(NCAM)は免疫グロブリンスーパーファミリー分子の一員で,カルシウム非依存性の接着活性を有する分子である。
 cDNAの構造解析の結果によると,カルボキシル末端部分で,少なくとも3種類のmRNAの選択的スプライシングがおこっていることがわかっている。NCAMの180kdと140kdのものは膜貫通型で,120kdのものはカルボキシル末端が細胞膜上のイノシトール燐脂質に結合していて,膜貫部分はないらしい1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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