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文献詳細

雑誌文献

生体の科学44巻5号

1993年10月発行

特集 現代医学・生物学の仮説・学説

1.細胞生物学

酸化的リン酸化

著者: 香川靖雄1

所属機関: 1自治医科大学生化学第一講座

ページ範囲:P.410 - P.411

文献概要

概説
 酸化的リン酸化は呼吸(電子伝達)のエネルギーによってATPを合成する反応である。したがって人体のエネルギーの大部分はこの反応に依存している。△μHとATP合成酵素(F0F1)とミトコンドリアをキーワードとする3つの仮説を概説し,各々を実証した方法を図で説明する。ここで用いる電気化学ポテンシャル差(△μH)とは膜の両側の電位差△Ψの項と濃度差の項(-z△pH,zは定数△pHはpHの差)による仕事の合計である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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