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文献詳細

雑誌文献

生体の科学44巻6号

1993年12月発行

文献概要

実験講座

神経機能を計るバイオセンサー

著者: 民谷栄一1

所属機関: 1北陸先端科学技術大学院大学材料科学研究科

ページ範囲:P.727 - P.733

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 バイオセンサーの原理は,すでに多くの成本,総説でも示されているように生体材料のもつすぐれた分子認識機能に着目し,これらと電極,半導体デバイスなどのトランスデューサーと結合させることにより構成される1-3)。バイオセンサーの応用分野としては,医療分析,環境計測,食品分析,バイオプロセス計測,基礎科学研究用などがある。最近では,マイクロマシン技術,遺伝子工学技術などの先端技術を駆使したバイオセンサーも開発されている4-6)。ここでは,神経伝達物質を微小バイオセンサーを用いて測定し,神経機能の評価へ応用した例を示す。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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