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文献詳細

雑誌文献

生体の科学45巻1号

1994年02月発行

特集 グルコーストランスポーター

マウスグルコーストランスポータータイプ1(GLUT1)遺伝子の発現制御メカニズム

著者: 村上尚1 戸高幹夫1 石井一夫1 林日出喜1 金井文彦1 蛯名洋介1

所属機関: 1徳島大学酵素科学研究センター酵素遺伝学部門

ページ範囲:P.15 - P.22

文献概要

 グルコーストランスポーター(Glucose Transporter:GLUT)は1から7型まで報告されているが1),GLUT5はおもに小腸などで多く発現が見られるフルクトースのトランスポーターであり,GLUT6はGLUT3に似た偽遺伝子,そしてGLUT7はおもに肝のミクロゾームに存在するGLUTであるので,表1に示すように通常GLUTは1~4型までを分類し,その発現のおもな組織とD-グルコースに対する親和性(Km)を示してある1)
 最近のGLUTに関する研究として,おもに次にあげる2つのテーマがあると考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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