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連載講座 新しい観点からみた器官
視覚器―視興奮の分子機構と網膜再生
著者: 徳永史生1 斉藤建彦2
所属機関: 1大阪大学理学部宇宙地球学科 2筑波大学生物科学系
ページ範囲:P.62 - P.70
文献購入ページに移動1980年代非常に研究が進展したのは,細胞内情報伝達の分子機構の研究である。神経伝達物質,ホルモン,増殖因子,栄養因子などが受容細胞にある受容体に作用し,その情報が細胞内で情報処理される時にはたらく分子が明らかになってきた。その中で,脊椎動物視細胞における光受容過程の研究が最も進んでいるといえるだろう。
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