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文献詳細

雑誌文献

生体の科学45巻3号

1994年06月発行

文献概要

特集 染色体

クロマチンループ構造の免疫電顕

著者: 東野義之1 東野勢津子1 中村孝志2 関周司2

所属機関: 1奈良県立医科大学第一解剖学教室 2岡山大学医学部分子細胞医学研究施設病態分子生物学部門

ページ範囲:P.226 - P.232

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 間期の核内のクロマチンがループ状になっていることは,最初,物理的方法1,2)により示唆され,次にヌクレアーゼを用いた生化学的方法3,4)で支持され,その後,クロマチンを人為的に核外に出して蛍光顕微鏡5)や電子顕微鏡6-9)による観察で確認されている。
 本稿では,私達の電子顕微鏡によるクロマチンループの構造,クロマチンループの長さの測定,さらにクロマチンループの足場に関する研究をおもに紹介する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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