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文献詳細

雑誌文献

生体の科学45巻5号

1994年10月発行

文献概要

特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ 3.マウス・ラツト

遊泳テスト

著者: 水谷正寛1

所属機関: 1(財)食品薬品安全センター秦野研究所

ページ範囲:P.454 - P.455

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目標
 遊泳運動は,全身の反射,運動形態が協調的,統合的に関与する複合運動である1)。したがって,遊泳テストは遊泳姿勢,四肢の運動形態,遊泳方法などを指標として,動物の運動協調性,平衡感覚,筋力などを複合的に評価する試験である。新生児動物においては,遊泳運動の発達を中枢神経系の成熟指標としてとらえることができる。生殖・発生毒性試験においては,本テストは初期行動発達に関する検査項目の1つとして利用される。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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