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文献詳細

雑誌文献

生体の科学45巻5号

1994年10月発行

文献概要

特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ 3.マウス・ラツト

ランウェイテスト

著者: 藤田統1

所属機関: 1上武大学経営情報学部心理学教室

ページ範囲:P.506 - P.507

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 目標
 ランウェイテストは,ラットが示す情動反応(不安・恐怖)の個体差(情動性)を測定するために,藤田(1975)により考案されたものである。もともとラットは安全な地下に巣穴を作って生活・繁殖する動物であるが,餌・水を得るためには外敵のいる危険で不安・恐怖を覚える地表へ出て行かねばならない。本テストは,このようなラットの自然生態状況をシミュレイトしたものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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