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特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ 3.マウス・ラツト
ランウェイテスト
著者: 藤田統1
所属機関: 1上武大学経営情報学部心理学教室
ページ範囲:P.506 - P.507
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ランウェイテストは,ラットが示す情動反応(不安・恐怖)の個体差(情動性)を測定するために,藤田(1975)により考案されたものである。もともとラットは安全な地下に巣穴を作って生活・繁殖する動物であるが,餌・水を得るためには外敵のいる危険で不安・恐怖を覚える地表へ出て行かねばならない。本テストは,このようなラットの自然生態状況をシミュレイトしたものである。
ランウェイテストは,ラットが示す情動反応(不安・恐怖)の個体差(情動性)を測定するために,藤田(1975)により考案されたものである。もともとラットは安全な地下に巣穴を作って生活・繁殖する動物であるが,餌・水を得るためには外敵のいる危険で不安・恐怖を覚える地表へ出て行かねばならない。本テストは,このようなラットの自然生態状況をシミュレイトしたものである。
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