文献詳細
特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ
3.マウス・ラツト
文献概要
目標
複数のT迷路を組み合わせて,スタートからゴールまで多くの選択肢を設けたものを複合T迷路という。この迷路に水を張ったものがBiel型水迷路で,1940年,Biel1)によって創案され,water filled multiple T-mazeとも呼ばれている。これは定位置のスタートからゴールまでの位置関係の認知と,それに加えて各所にみられる分岐点における左右の選択反応の順序系列の記憶を評価できる。
複数のT迷路を組み合わせて,スタートからゴールまで多くの選択肢を設けたものを複合T迷路という。この迷路に水を張ったものがBiel型水迷路で,1940年,Biel1)によって創案され,water filled multiple T-mazeとも呼ばれている。これは定位置のスタートからゴールまでの位置関係の認知と,それに加えて各所にみられる分岐点における左右の選択反応の順序系列の記憶を評価できる。
掲載誌情報