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文献詳細

雑誌文献

生体の科学45巻5号

1994年10月発行

特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ

3.マウス・ラツト

8方向放射状迷路実験

著者: 藤原道弘1 三島健一1

所属機関: 1福岡大学薬学部応用藥理学教室

ページ範囲:P.510 - P.511

文献概要

目標
 自然界において動物が生存するためには,自分と生活環境内の空間的な位置関係を知る能力,すなわち空間認知を必要とする。動物は一連の餌取り行動において,一度訪れた場所には再び訪れないというwin-shiftの性質を持ち合わせており,このことは動物が特定の場所を手がかりとして認知していることを表している。この空間認知を客観的にしかも定量化した方法が,Olton & Samuelson1)によって開発された放射状迷路課題である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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