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文献詳細

雑誌文献

生体の科学45巻5号

1994年10月発行

特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ

3.マウス・ラツト

日周リズム

著者: 篠田元扶1

所属機関: 1群馬大学医学部附属動物実験施設

ページ範囲:P.512 - P.513

文献概要

目標
 生体内には生物時計があり,生体のリズム現象を支配している。生物時計に対する最も強い同調因子は明暗刺激であり,明暗周期を24時間に統御すれば生体リズムはこれに正確に同調する。生体リズムの中でもとくに行動活性のリズムは明瞭で観察が容易であり,そのリズム性を解析することにより行動機能の変化を知ることができる。また,生体リズムは遺伝支配を受けていると考えられることから,行動リズムを指標として分子レベルの異常を検討することも可能と思われる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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