icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学45巻5号

1994年10月発行

特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ

7.昆虫 ミツバチ・コオロギなど

フェロモンによる行動検定

著者: 神崎亮平1

所属機関: 1筑波大学生物科学系神経行動学

ページ範囲:P.584 - P.585

文献概要

目標
 昆虫のフェロモンは,個体間のコミュニケーションや配偶行動,社会性昆虫のコロニーの維持などに利用される。なかでも定位行動を発現させるリリーサとしての作用は重要である。風洞装置を用いた昆虫のフェロモン源への定位行動の解析は,単離されたフェロモン成分の検定法として,また昆虫の匂い源への遠距離定位行動のメカニズムの解析,さらに、雌雄間のフェロモン交信撹乱による農業害虫駆除の検定などにも応用可能である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら