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話題 Cold Spring Harbor Meeting印象記
ストレス蛋白質と分子シャペロン
著者: 吉開泰信1
所属機関: 1名古屋大学医学部病態制御研究施設
ページ範囲:P.100 - P.100
文献購入ページに移動 平成6年5月4日から5月8日までの4日間,米国ニューヨーク州コールドスプリングハーバーで第3回「ストレス蛋白質と分子シャペロン」会議が開催された。1982年に開催された第1回の会議では数十名足らずの参加者と聞いたが,今回は約400名もの参加者があり,この分野の急速な発展が感じられる。ジュネーブ大学のC.Georgopolos教授,ノースウェスト大学のR.Morimoto教授,シカゴ大学のS.Lindquist教授のアレンジによって,朝9時から12時までと夕方6時から夜の11時までにおよぶ59題の口演発表と討論,午後はポスターセッションに当てられ,275題のポスター演題が発表された。研究所内の一戸建てハウスに数人で寝泊まりし,夜を徹して討論がはずんだ。口演発表はHSP遺伝子の発現機構,HSPの立体構造,HSPの分子機能およびHSPの生物学的意義のセッションに大きく分けられた。ポスターセッションは演者のアルファベット順であった。
HSP遺伝子の発現機構のセッションでは,HSP遺伝子転写因子であるE,coliのσ因子からヒトのHSF1,HSF2,(HSF3,ニワトリ)までの構造と機能が発表され,活発な討論が行われた。
HSP遺伝子の発現機構のセッションでは,HSP遺伝子転写因子であるE,coliのσ因子からヒトのHSF1,HSF2,(HSF3,ニワトリ)までの構造と機能が発表され,活発な討論が行われた。
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