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特集 ストレス蛋白質
ストレス蛋白質とは何か
著者: 永田和宏1
所属機関: 1京都大学胸部疾患研究所細胞生物学部門
ページ範囲:P.298 - P.302
文献購入ページに移動多細胞生物における典型的な防御機構は,いうまでもなく免疫応答である。細胞性免疫,液性免疫を問わず,これは体内の免疫担当細胞のあいだの,複雑なネットワークによって発揮される防御機構であって,単細胞生物では見られない。ストレス応答は,もっとも古い時代からの,細胞レベルでの防御機構であるということができる。
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