文献詳細
文献概要
特集 遺伝子・タンパク質のファミリー・スーパーファミリー 8.信号伝達系 細胞間 ホルモン
インスリンスーパーファミリー
著者: 伊藤信行1
所属機関: 1京都大学薬学部薬品作用制御システム専攻
ページ範囲:P.512 - P.513
文献購入ページに移動 [構成員]インスリン,IGF-Ⅰ,IGF-Ⅱ,リラキシン,Ley Ⅰ-L,Bombyxin,MIP,LIRP
概説
インスリンは血糖降下作用を示すホルモンとして発見された。インスリンは最初に単離されたホルモンであり,また,その構造が最初に決定されたタンパク質でもある。インスリンに構造が類似した哺乳動物の生理活性ペプチドとして,IGF-Ⅰ,IGF-Ⅱ,リラキシンなどが見つけられている(図1)。さらに,最近,新しいインスリンファミリーペプチドをコードする遺伝子(Ley Ⅰ-L遺伝子)が同定されている。
概説
インスリンは血糖降下作用を示すホルモンとして発見された。インスリンは最初に単離されたホルモンであり,また,その構造が最初に決定されたタンパク質でもある。インスリンに構造が類似した哺乳動物の生理活性ペプチドとして,IGF-Ⅰ,IGF-Ⅱ,リラキシンなどが見つけられている(図1)。さらに,最近,新しいインスリンファミリーペプチドをコードする遺伝子(Ley Ⅰ-L遺伝子)が同定されている。
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