文献詳細
文献概要
特集 遺伝子・タンパク質のファミリー・スーパーファミリー 8.信号伝達系 細胞内 プロテインキナーゼ
MAPキナーゼスーパーファミリー
著者: 森口徹生1 後藤由季子1 西田栄介1
所属機関: 1京都大学ウイルス研究所遺伝子動態調節部門
ページ範囲:P.587 - P.588
文献購入ページに移動[構成員]脊椎動物:①MAPキナーゼファミリー(哺乳類で2種類,両生類で1種類の存在が知られている);p42MAPキナーゼ/erk2,p44MAPキナーゼ/erk1(以上2種類は哺乳類),MAPキナーゼ(アフリカツメガエル)。②SAPK(stress-activated protein kinase)/JNK(Jun N-teminal kinase)ファミリー(SAPKαとJNK2,SAPKγとJNK1がそれぞれ相同と考えられている);SAPKα,SAPKβ,SAKγ(以上3種類ラット),JNK1,JNK2(以上2種類ヒト),p493F12キナーゼ(ヒト)が報告され,SAPKβ相同遺伝子と考えられている。③p38/MPK2ファミリー;p38(ヒト,マウス),MPK2(アフリカツメガエル),別グループからCSBP1,CSBP2(ヒト)が報告されている。④その他の真核生物:DmERK-A/rolled(ショウジョウバェ),sur-1/mpk-1(線虫),erk1(タマホコリカビ),spk1(分裂酵母),KSS1,FUS3,MPK1/SLT2,SMK1(以上出芽酵母)。
掲載誌情報