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特集 病態を変えたよく効く医薬
臓器移植補助剤:免疫抑制剤(FK506)―作用機序
著者: 小林正和1
所属機関: 1藤沢薬品工業㈱開発第一研究所
ページ範囲:P.704 - P.707
文献購入ページに移動これらのタクロリムスの有用性の基となる免疫抑制作用は,in vitroリンパ球混合反応(MLR)でシクロスポリン(CsA)の10~100倍の強さを持つことで証明されているが1,2),本稿では,タクロリムスの免疫抑制および臨床上での副作用につながる,これまで明らかにされた細胞内シグナルを解説し,読者の参考としたい。
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