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特集 カルシウム動態と細胞機能
免疫応答とカルシウム動態
著者: 長尾陽子1 中西守1
所属機関: 1名古屋市立大学薬学部薬品分析化学教室
ページ範囲:P.121 - P.127
文献購入ページに移動ところで,抗原の結合によりリンパ球の抗原レセプターが活性化されると,細胞内に情報が伝達され,細胞内カルシウムイオン濃度が上昇する。このカルシウムイオン濃度上昇は,リンパ球の活性化と機能発現に必須だと考えられている。そこで,ここではT細胞とB細胞に焦点を当て,免疫応答の際のカルシウムイオン動態について述べる。
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