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文献詳細

雑誌文献

生体の科学47巻4号

1996年08月発行

文献概要

特集 エンドサイトーシス

マクロファージのリポ多糖の取り込みと活性化

著者: 山元久典1 花田賢太郎1 西島正弘1

所属機関: 1国立予防衛生研究所細胞化学部

ページ範囲:P.253 - P.256

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 リポ多糖(LPS)はエンドトキシンとも呼ばれ,生体に作用してサイトカイン産生や発熱,血圧低下などを引き起こす。この反応において生体側で中心的役割を担うのがマクロファージで,微量のLPSにより活性化され,種々の生理活性物質を産生・放出し,これらがメディエータとなってエンドトキシンの生理作用が発現される。本稿ではマクロファージによるLPSの取り込みと,その活性化に関する最近の研究成果を概略した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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