文献詳細
文献概要
特集 エンドサイトーシス
網膜色素上皮細胞の貪食過程
著者: 出口順子1 宇山昌延1 田代裕2 山本章嗣2
所属機関: 1関西医科大学眼科学教室 2関西医科大学第一生理学教室
ページ範囲:P.262 - P.267
文献購入ページに移動視細胞の光受容体は外節と呼ばれ,桿体外節の場合,約600-1000枚の円板からなる。円板にはロドプシンが存在し,光を感受して光化学反応を起こし,その結果,トランスデューシンを介するcGMPホスホジエステラーゼの活性化,cGMPの減少,Naチャネルの閉鎖などの一連の反応が引き起こされ,視細胞電位が発生する。その電位変化が順次上位ニューロンに伝達され,視覚が成立する。
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