文献詳細
文献概要
特集 器官―その新しい視点 10.運動器
骨格筋
著者: 小沢鍈二郎1
所属機関: 1国立精神・神経センター神経研究所
ページ範囲:P.506 - P.509
文献購入ページに移動ポイント 筋収縮と筋ジストロフィー
筋収縮時には,筋線維は短くなると同時に太くなる。この時に筋線維(成熟した多核の長い筋細胞)の細胞膜は線維の周囲方向に延ばされるに違いない。このことをつきとめて考えると,遺伝子解析からその存在がわかってきたDuchenne型筋ジストロフィーの責任タンパク質ジストロフィンの役目がみえてくる。しかし筋ジストロフィーの原因はこれだけではない…。
筋収縮時には,筋線維は短くなると同時に太くなる。この時に筋線維(成熟した多核の長い筋細胞)の細胞膜は線維の周囲方向に延ばされるに違いない。このことをつきとめて考えると,遺伝子解析からその存在がわかってきたDuchenne型筋ジストロフィーの責任タンパク質ジストロフィンの役目がみえてくる。しかし筋ジストロフィーの原因はこれだけではない…。
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