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文献詳細

雑誌文献

生体の科学48巻1号

1997年02月発行

文献概要

特集 21世紀の脳科学

パーキンソン病における細胞死

著者: 松峯宏人1 水野美邦1

所属機関: 1順天堂大学医学部脳神経内科

ページ範囲:P.53 - P.57

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 パーキンソン病は筋固縮,振戦,無動,姿勢保持障害を主症状とし,60歳以上の老人の1から2%が罹患する。本症の病態は黒質のドーパミン産生細胞のLewy小体を伴う選択的細胞変性死であり,その結果,黒質線条体路にドーパミン欠乏が生じる。ここでは,本症のup-to-dateな研究成果を取り上げながら,その細胞死機構の研究の現況をまとめてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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