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文献詳細

雑誌文献

生体の科学48巻4号

1997年08月発行

文献概要

連載講座 個体の生と死・4

生殖生物学:体外受精・胚移植

著者: 関守利1

所属機関: 1群馬大学医学部周産母子センター

ページ範囲:P.307 - P.312

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 1978年,SteptoeとEdwardsが行った体外受精・胚移植(in vitro fertilization and embryo transfer;IVF-ET)による世界最初の女児Louise Brownの誕生1)以来,本法は今や全世界に広く受け入れられ,日本でもこの方法により平成6年度は年間4,000人に近い出産数となった。近年の生殖医療の進歩はめざましく,多くの基礎的な研究の成果が臨床に応用され,ヒト胚の初期発生に関する多くのことが明らかになってきた。しかし,この生殖医学上の技術革新はこれまでになかった新たな問題をも生み出している。本稿ではIVF-ETの実際と,体外受精から始まった一連の生殖医療とその問題点について概説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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