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文献詳細

雑誌文献

生体の科学48巻5号

1997年10月発行

文献概要

特集 受容体1997 Ⅱ.Gタンパク質共役型受容体 1.神経伝達物質・ホルモン 1)アミン・アミノ酸

ヒスタミン受容体

著者: 渡邉建彦1 谷内一彦1

所属機関: 1東北大学大学院医学系研究科細胞薬理学分野

ページ範囲:P.376 - P.380

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 ヒスタミンの多彩な作用はH1,H2受容体を介して起こる1-3)。また,最初,中枢のシナプス前部のオートレセプターとして発見されたH3受容体4)は,ヘテロレセプターとしてほかの神経系にも存在し,かつシナプス後部さらに末梢にも分布していることがわかってきた。すなわち,ヒスタミン受容体のサブタイプは3種類あるが,第4のものとして細胞内ヒスタミン受容体であるH1c受容体が提唱されたが5),まだ確立されていない。H1,H2,H3受容体の性質を表1に比較した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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