文献詳細
特集 受容体1997
Ⅱ.Gタンパク質共役型受容体 1.神経伝達物質・ホルモン 2)ペプチド
文献概要
[サブタイプ]アンギオテンシン受容体には4種類のサブタイプが知られており,それぞれAT1,AT2,AT3およびAT4受容体と命名されている1)が,病態生理的意義の点からAT1とAT2受容体が最も重要である(表1)。
[リガンド]AT1受容体とAT2受容体の最も重要なリガンドはアンギオテンシンⅡ(Ang Ⅱ)であり,生体内でこれらの受容体は主としてAng Ⅱによって活性化される。一方,AT3受容体は主にAng Ⅲと結合する受容体であり,Ang Ⅱとの結合能は弱い。また,AT4受容体はAng Ⅳと特異的に結合し,活性化される。
[リガンド]AT1受容体とAT2受容体の最も重要なリガンドはアンギオテンシンⅡ(Ang Ⅱ)であり,生体内でこれらの受容体は主としてAng Ⅱによって活性化される。一方,AT3受容体は主にAng Ⅲと結合する受容体であり,Ang Ⅱとの結合能は弱い。また,AT4受容体はAng Ⅳと特異的に結合し,活性化される。
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