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特集 受容体1997 Ⅱ.Gタンパク質共役型受容体 1.神経伝達物質・ホルモン 2)ペプチド
エンドセリン受容体
著者: 岡本安雄1 二宮治明1 眞崎知生1
所属機関: 1京都大学医学部薬理学第一講座
ページ範囲:P.389 - P.392
文献購入ページに移動[バリアント]ETA,ETBのいずれについても,選択的スプライシングによるmRNAバリアントの存在が報告されている。ヒト胎盤cDNAライブラリーより同定されたETBのスプライスバリアントは,N末端から第7膜貫通領域を経てC末端10アミノ酸まで同一であり,それ以降の細胞質内カルボキシル末端部が異なっていた1)(図1)。COS細胞での発現実験では,リガンド結合能に差はなかったが,ET-1によるイノシトールリン酸の産生は惹起されなかった。
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