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文献詳細

雑誌文献

生体の科学48巻5号

1997年10月発行

文献概要

特集 受容体1997 Ⅱ.Gタンパク質共役型受容体 1.神経伝達物質・ホルモン 2)ペプチド

バソプレッシン受容体

著者: 西岡直也1 大野茂男1

所属機関: 1横浜市立大学医学部第2生化学教室

ページ範囲:P.417 - P.419

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 [サブタイプ]バソプレッシン受容体は,抗利尿作用と昇圧作用が異なる細胞内情報伝達系を介して発現するため,少なくとも二つの受容体サブタイプが想定されてきた。すなわち,昇圧作用を媒介するV1受容体と抗利尿作用を媒介するV2受容体である。
 1992年にMorelら1)により,ラットV1a受容体がクローニングされ,これに続いて,Brinbaumer2),Lolaitら3)によりそれぞれヒト,ラットV2受容体のcDNAクローニングが発表された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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