文献詳細
特集 受容体1997
Ⅲ.酵素活性内蔵型受容体 1.プロテインキナーゼ 1)チロシンキナーゼ
文献概要
成長因子の受容体は細胞内領域にチロシンリン酸化酵素(チロシンキナーゼ)活性を持つことが大きな特徴である。いずれの受容体においても,リガンドの刺激によりこの酵素活性が上昇して,シグナルが伝達され,生物作用が引き起こされる。まず,受容体およびその伝達経路について相同的なことを前半で概説し,後半では代表的な成長因子受容体の各論について述べる。
掲載誌情報