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特集 受容体1997 Ⅲ.酵素活性内蔵型受容体 2.プロテインホスファターゼ
チロシンホスファターゼ受容体
著者: 緒方正人1 濱岡利之1
所属機関: 1大阪大学医学部バイオメディカル教育研究センター腫瘍発生学研究部
ページ範囲:P.507 - P.512
文献購入ページに移動PTPはチロシンキナーゼと同様,巨大な遺伝子ファミリーを構成しており,ヒトでは500種類程度にもなると推定されている。現在,一次構造が解明されているのは,50種類程度である。これらの分子はその構造から,膜貫通ドメインのある受容体型PTPと,これを欠く細胞質型PTPに大別される。多くの場合,細胞質型PTPはただ一つのPTPドメインを持つが,受容体型PTPは二つの連なったPTPドメインを有する。
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