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特集 プロテインキナーゼCの多様な機能
NO生成とPKCの役割
著者: 西尾栄助1 渡辺康裕1
所属機関: 1防衛医科大学校薬理学講座
ページ範囲:P.253 - P.256
文献購入ページに移動 一酸化窒素(NO)は内皮由来血管弛緩因子(EDRF)の本体であることが1987年MoncadaやIgnaroによって明らかにされ1),その後,血管拡張作用以外にも中枢,末梢神経系における神経伝達に携わること,また免疫細胞のエフェクター(殺菌,殺細胞)因子であることなど,多数の生理活性2)を持つことが知られている。病態3)においても注目されている。また,NO合成酵素(NOS)の構造も明らかとなってきた。
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