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特集 神経系に作用する薬物マニュアル1998 Ⅰ.受容体に作用する薬物 1.イオノトロピック受容体 1)陽イオンチャネル内蔵型
グルタミン酸受容体
著者: 渡辺繁紀1
所属機関: 1九州大学薬学部薬理学教室
ページ範囲:P.338 - P.341
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グルタミン酸受容体は代謝調節型受容体とイオンチャネル型受容体とに二分される。
代謝調節型受容体は7回膜貫通受容体で,薬理学的特性,アミノ酸配列の相同性,共役するG蛋白の相違に基づき3群に大別される。すなわち,Group Ⅰ(mglu 1,mglu 5),Group Ⅱ(mglu 2,mglu 3)およびGroup Ⅲ(mglu 4,mglu 6-8)がある(表1)。
グルタミン酸受容体は代謝調節型受容体とイオンチャネル型受容体とに二分される。
代謝調節型受容体は7回膜貫通受容体で,薬理学的特性,アミノ酸配列の相同性,共役するG蛋白の相違に基づき3群に大別される。すなわち,Group Ⅰ(mglu 1,mglu 5),Group Ⅱ(mglu 2,mglu 3)およびGroup Ⅲ(mglu 4,mglu 6-8)がある(表1)。
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