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特集 神経系に作用する薬物マニュアル1998 Ⅰ.受容体に作用する薬物 1.イオノトロピック受容体 2)陰イオンチャネル内蔵型
GABAA受容体
著者: 赤池紀扶1
所属機関: 1九州大学医学部生理学第二講座
ページ範囲:P.346 - P.348
文献購入ページに移動GABAA受容体の活性化で賦活されるC1-チャネルは生理的条件下でC1-を選択的に,またC1-含む他陰イオンをSCN->Ⅰ->NO3->C1O3->C1->HCOO->BrO3->F->CH3COO->CH3CH2COO-の順に透過させる。加えて,細胞外のBr-はGABAA受容体のGABAに対する親和性を増大するし,すべての他陰イオンは細胞外よりGABAA応答の脱感作を促進する1)。
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