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文献詳細

雑誌文献

生体の科学5巻2号

1953年10月発行

報告

ATP・Na鹽粉末調製法

著者: 江橋節郞1

所属機関: 1東京大學醫學部藥理學教室

ページ範囲:P.79 - P.79

文献概要

 ATP(及びADP)のBa鹽は,保存には便利であるが,實驗上の見地からは,種々の缺點を有している。使用に當つて之をNa鹽又はK鹽に轉換するのは,單に煩雑であるばかりでなく,稍もすればBa++の殘存を來し,或は過量のSO4―添加の爲,鹽濃度の上昇を招く結果となり易い。この障碍を避ける爲には,Na鹽或はK鹽粉末を作製することが望ましい。著者は.次の方法によつて,簡易にATPのNa鹽或はK鹽を調製することに成功している1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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