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綜説
Riboseの代謝
著者: 牧野堅1 松崎喜久男1
所属機関: 1熊本大學醫學部生化學教室
ページ範囲:P.100 - P.106
文献購入ページに移動 D-Riboseは從來所謂酵母核酸(Yeast ribonu cleic acid)といわれているものの中の糖成分として99年Revene等1)によつて確認された。尚Codehydra e Ⅰ,Ⅱ,Co-enzyme A,Vitamine B1の域分をなしているDimethylbenzimidazole nucleotideの構成分をなしている。このものの還元體であるところのRibitolはRiboflavin nucleotideの構成分をなしている。Levene,London等2)3)が胸腺核酸を酵素的に分解して得たNucleosidesから2-Desoxy-riboseが分離同定された4)5)。AdenylthiomethylpentoseからはThiomethylriboseが分離されたが,このものは牧野佐藤6)7),Weygand8),Baddiley9),の研究によれば5-Thiomathyl-D-riboseであるという。Spongothymidineの糖は牧野,佐藤10)によつてXyloseであることが證明された。
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