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文献詳細

雑誌文献

生体の科学5巻3号

1953年12月発行

文献概要

綜説

Riboseの代謝

著者: 牧野堅1 松崎喜久男1

所属機関: 1熊本大學醫學部生化學教室

ページ範囲:P.100 - P.106

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 D-Riboseは從來所謂酵母核酸(Yeast ribonu cleic acid)といわれているものの中の糖成分として99年Revene等1)によつて確認された。尚Codehydra e Ⅰ,Ⅱ,Co-enzyme A,Vitamine B1の域分をなしているDimethylbenzimidazole nucleotideの構成分をなしている。このものの還元體であるところのRibitolはRiboflavin nucleotideの構成分をなしている。Levene,London等2)3)が胸腺核酸を酵素的に分解して得たNucleosidesから2-Desoxy-riboseが分離同定された4)5)。AdenylthiomethylpentoseからはThiomethylriboseが分離されたが,このものは牧野佐藤6)7),Weygand8),Baddiley9),の研究によれば5-Thiomathyl-D-riboseであるという。Spongothymidineの糖は牧野,佐藤10)によつてXyloseであることが證明された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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