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文献詳細

雑誌文献

生体の科学5巻4号

1954年02月発行

文献概要

論述

代謝を中心としたGuanidine体の生化学

著者: 小田切美文12

所属機関: 1日本大学医学部藥理学教室 2中央統計研究所

ページ範囲:P.158 - P.168

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 まえがき
 こゝにいうGuanidine-体とは分子内にH2N-C(=NH)-NH-なる所謂Guanidine-核をもつ物質の総称であつて有機体内にはこれに該当する物質として現在までに構造のわかつているものだけでも10指を越えている。
 就中ArginineとCreatineはその代表的なものであり,前者は蛋白質の構成分として動植物界に普く分布しており1),又後者は動物体内に於ける内因性代謝産物であるという考えから基礎代謝の標識2)として重要視されていたことは既に周知のものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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