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文献詳細

雑誌文献

生体の科学5巻4号

1954年02月発行

文献概要

報告

注射液中の発熱物質と徴生物検出との関係

著者: 横井泰生1 堀内茂友1

所属機関: 1国立衞生試験所

ページ範囲:P.186 - P.187

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 本来は発熱性を有しない筈の種類の注射液において,往々にして発熱性を帯びたロツトが出来上る。パイロジエン・テスト1)2)の確立せられた今日,以上の事柄は全く明確となつている。注射液中に時として混入する発熱物質の由来はこれを微生物(細菌,カビ,酵母)に結びつけて解釈するのが,現今における最も有力な見解である3)。この点に鑑み,実際の注射液製品中に検出される発熱物質と微生物,両者の関係を検討することとした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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