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文献詳細

雑誌文献

生体の科学50巻5号

1999年10月発行

文献概要

特集 病気の分子細胞生物学 1.筋・神経・精神疾患

アルツハイマー病

著者: 高島明彦1

所属機関: 1理化学研究所脳科学総合研究センターアルツハイマー病研究チーム

ページ範囲:P.393 - P.395

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 [疾患概略]
 65歳未満で発症し,特徴的な病理変化(老人斑,神経原線維変化,神経細胞脱落)を示す痴呆症を称していたが,65歳以上で発症する痴呆症にもアルツハイマー病と同様の病理変化を示すアルツハイマー型老年痴呆があり,これらを含めてアルツハイマー病と総称している。進行性の記憶認知障害を示す疾患であり,老人斑,神経原線維変化,神経細胞脱落が主な病理変化である。近年,人口の高齢化に伴いその有病率は増大している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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