文献詳細
文献概要
特集 病気の分子細胞生物学 1.筋・神経・精神疾患
アルツハイマー病
著者: 高島明彦1
所属機関: 1理化学研究所脳科学総合研究センターアルツハイマー病研究チーム
ページ範囲:P.393 - P.395
文献購入ページに移動 [疾患概略]
65歳未満で発症し,特徴的な病理変化(老人斑,神経原線維変化,神経細胞脱落)を示す痴呆症を称していたが,65歳以上で発症する痴呆症にもアルツハイマー病と同様の病理変化を示すアルツハイマー型老年痴呆があり,これらを含めてアルツハイマー病と総称している。進行性の記憶認知障害を示す疾患であり,老人斑,神経原線維変化,神経細胞脱落が主な病理変化である。近年,人口の高齢化に伴いその有病率は増大している。
65歳未満で発症し,特徴的な病理変化(老人斑,神経原線維変化,神経細胞脱落)を示す痴呆症を称していたが,65歳以上で発症する痴呆症にもアルツハイマー病と同様の病理変化を示すアルツハイマー型老年痴呆があり,これらを含めてアルツハイマー病と総称している。進行性の記憶認知障害を示す疾患であり,老人斑,神経原線維変化,神経細胞脱落が主な病理変化である。近年,人口の高齢化に伴いその有病率は増大している。
掲載誌情報