文献詳細
文献概要
特集 病気の分子細胞生物学 8.代謝・栄養障害
マッカードル病
著者: 河野典夫1 山崎知行1
所属機関: 1大阪大学医学部基礎生体情報学講座
ページ範囲:P.443 - P.444
文献購入ページに移動 [疾患概略]
マッカードル(McArdle)病はホスホリラーゼの筋型アイソザイムの欠損症である。骨格筋のグリコーゲン分解が障害される結果,運動時の筋症状(易疲労,筋痙攣)を主症状とする。高クレアチンキナーゼ血症,筋原性高尿酸血症を合併するが,予後は一般に良好である。血糖を上昇させると筋運動能を改善させることができる。グリコーゲン病(糖原病) V型に分類される。
マッカードル(McArdle)病はホスホリラーゼの筋型アイソザイムの欠損症である。骨格筋のグリコーゲン分解が障害される結果,運動時の筋症状(易疲労,筋痙攣)を主症状とする。高クレアチンキナーゼ血症,筋原性高尿酸血症を合併するが,予後は一般に良好である。血糖を上昇させると筋運動能を改善させることができる。グリコーゲン病(糖原病) V型に分類される。
掲載誌情報