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特集 臓器(組織)とアポトーシス
T細胞アポトーシスの制御因子
著者: 倉沢和宏1 岩本逸夫1
所属機関: 1千葉大学医学部第2内科
ページ範囲:P.323 - P.327
文献購入ページに移動 T細胞は免疫反応を制御する重要な細胞である。T細胞の分化,レパトアの形成および活性化はアポトーシスによりコントロールされている。実際,T細胞のアポトーシスの異常により,免疫不全(アポトーシスの亢進),自己免疫疾患(アポトーシスの低下)などの免疫疾患が発症することが知られている。本稿は,はじめにアポトーシスの誘導機構,抑制因子について概説し,胸腺細胞の分化とT細胞レパトア形成および末梢T細胞の免疫反応の終息におけるアポトーシスの役割とその制御機構について述べる。
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