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特集 ノックアウトマウスリスト 4.タンパク修飾
膜タンパク―GPIアンカー
著者: 村上良子1 木下タロウ1
所属機関: 1大阪大学微生物病研究所免疫不全疾患研究分野
ページ範囲:P.369 - P.369
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[機能]GPI(glycosyl phosphatidyl inositol)アンカー型タンパクの共通の細胞膜結合構造であるGPIアンカー部分の生合成は,14個以上の遺伝子が関わる複雑な反応である1)。Pigaはそのうちの最初のステップである,ホスファチジルイノシトールにNアセチルグルコサミンを転移する酵素の触媒サブユニットをコードする遺伝子である2)。
[実験目的](1)GPIアンカー型タンパクが形態形成に果たす役割をみるため。(2)GPIアンカー型タンパクが皮膚形成に果たす役割をみるため。(3)発作性夜間血色素尿症(PNH)のモデルマウスを作ることにより,発症のメカニズムを解明するため。
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