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文献詳細

雑誌文献

生体の科学51巻5号

2000年10月発行

文献概要

特集 ノックアウトマウスリスト 4.タンパク修飾

膜タンパク―GPIアンカー

著者: 村上良子1 木下タロウ1

所属機関: 1大阪大学微生物病研究所免疫不全疾患研究分野

ページ範囲:P.369 - P.369

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 Piga
(phosphatidyl inositol glycan-class a)
 [機能]GPI(glycosyl phosphatidyl inositol)アンカー型タンパクの共通の細胞膜結合構造であるGPIアンカー部分の生合成は,14個以上の遺伝子が関わる複雑な反応である1)。Pigaはそのうちの最初のステップである,ホスファチジルイノシトールにNアセチルグルコサミンを転移する酵素の触媒サブユニットをコードする遺伝子である2)
 [実験目的](1)GPIアンカー型タンパクが形態形成に果たす役割をみるため。(2)GPIアンカー型タンパクが皮膚形成に果たす役割をみるため。(3)発作性夜間血色素尿症(PNH)のモデルマウスを作ることにより,発症のメカニズムを解明するため。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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